「土下座もするからやめて」 有吉弘行の苦言に「酷すぎる」「胸が痛い」

著名人が知名度と引き換えにプライベートを失っていくことを、ネット上では『有名税』と表現しています。

オフの時間に外出をするだけでファンに声をかけられたり、私生活を詮索するマスコミに狙われたりと、知名度が上がるほど心休まる時間は減っていくもの。

今までは仕方のない代償とされていましたが、昨今は人権的な視点から、そういった風潮に疑問を投げかける人が増加しています。

有吉弘行、マスコミの『盗撮』に訴え

2024年6月25日、お笑いタレントの有吉弘行さんが自身のXアカウントを更新。

一部の週刊誌から、つきまといや盗撮の被害を受けているとして、強い恐怖を抱いていることを明かしました。

同年3月、妻であり元フリーアナウンサーの夏目三久さんとの間に、第1子が誕生したことを発表した、有吉さん。

夏目さんや幼い我が子との私生活をさぐられ、合意なく家族の写真が盗撮されているとして、被害を訴えました。

「大切な家族がいる人なら、こんなにも酷いことはできないだろう」と、盗撮行為をするマスコミに対し、怒りの感情をあらわにした有吉さん。

続く2本目の投稿では、「家族の盗撮をやめてくれるなら、ほかの芸能人の情報を流す」と冗談交じりに述べていますが、強い不快感を抱いているのは誰が見ても明らかです。

本人や、一般人である家族への盗撮行為については、これまで有吉さん以外の芸能人も苦言を呈してきました。また、それを受け多くのファンが共感の声を寄せています。

しかし、こういった被害を訴える声は絶えません。有吉さんのいうように、苦言を呈することで、かえって被害が増すケースもあり得るのでしょう。

有吉さんの訴えは拡散され、芸能人のプライバシーや一部マスコミの行きすぎた行動について、多くの人が改めて考えさせられたようです。

・本当に酷すぎる。人を傷付けてまでの私生活の情報って、一体誰が求めているんだろうか。

・仕返しが怖いだろうに「よくぞいった!」と思う。家族を想う有吉さんの強さですね。

・もう時代は変わった。芸能人のプライバシーも尊重して当たり前だと思う。

『倍返し』の可能性を考えながらも、有吉さんがこうして考えを述べたのは、家族を守るためにほかなりません。

芸能人にも、人権や守られるべきプライバシーがあることを認識し、1人でも多くの人が行きすぎた報道に『NO』を突き付ける必要があるでしょう。


[文・構成/grape編集部]


出典

@ariyoshihiroiki

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