by 樽井 秀人
［スタート］画面やタスクバーのアプリアイコンを右クリックしても、コンテキストメニューではなく［プログラムから開く］（Open with）ダイアログが開いてしまうWindows 10の不具合は、解消されたとのこと。米Microsoftが6月25日（現地時間）、「Windows release health」で明らかにした。
この問題は2024年4月のプレビュー更新プログラム「KB5036979」および、それ以降を適用した「Windows 10 バージョン 21H2/22H2」環境に影響し、「Microsoft Teams」、新しいWindows版「Outlook」アプリ、「切り取り ＆ スケッチ」（Snip & Sketch）など、特定アプリで発生していた。Windows 10向け2024年6月プレビュー更新プログラム「KB5039299」を適用すれば解消する。
ただし、「KB5039299」は来月の「Windows Update」に先駆けたテストの意味合いもある。未知のトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、適用の判断は慎重に行いたい。運用で回避できるならば、「Windows Update」を待つのも手だ。
