2019年大阪国際女子マラソン2位 天満屋女子陸上競技部小原怜選手が6月末で退部 小原選手のメッセージ掲載【岡山】

天満屋女子陸上競技部に所属する小原怜選手が、今月(6月)末で陸上競技部を退部すると発表しました。

小原選手は、倉敷市出身、興譲館高校卒業後、2009年天満屋に入社。2010年全日本実業団対抗女子駅伝で、2区(3.3㎞)に出場し、天満屋チームの総合初優勝に貢献しました。2015年には世界陸上北京大会、女子1万メートル日本代表に選ばれました。マラソン競技では、2016年の名古屋ウィメンズマラソンで2時間23分20秒をマークしましたが、惜しくも、日本人トップと1秒差でリオ五輪代表の座を逃しました。2019年には大阪国際女子マラソンで2位、そしてマラソングランドチャンピオンシップ「MGC」では3位に輝きました。

小原選手は、退部に際し以下のコメントを発表しています。
「6月30日をもちまして、天満屋女子陸上競技部を退部することといたしました。16年間、恵まれた出逢いの中で多くの貴重な体験をさせていただきました。会社の方々の支えや応援、スタッフのサポート、先輩方、チームメイト、治療の先生方、なかなか思うように結果を出せない時も、声をかけていただいたり、お手紙をくださった方々に大きく背中を押され、頑張ろうと前を向くことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも自分をつくってくれた陸上競技に貢献したいと思っております。心より感謝申し上げます」

小原選手は、今後も天満屋に残り、これまでの経験を生かして様々な業務に挑戦していくとのことです。

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