タイムズカー、個人会員に完全カードレスサービス提供開始

by 編集部:椿山和雄

2024年6月26日 発表

これまで、リアガラス等にあるカード読み取り部分に会員カードをかざす必要があったが、カードレス化で「タイムズカー」アプリから車両のドアロックの解除が可能

タイムズモビリティは6月26日、カーシェアリングサービス「タイムズカー」において、個人会員向けに完全カードレスサービスの提供を2024年6月25日より開始したと発表した。

従来、タイムズカーの利用にあたっては、会員カードの携帯が必要であったが、会員の利便性向上のため、タイムズカーアプリから車両のドアを解施錠できる「アプリ解施錠機能」の開発と併せて、ステーションの通信環境を改善するなど、カードレス化に向けた取組みを進めてきた。これらの取組みにより、会員カードを携帯することなくスマホ1台でタイムズカーを利用できる環境が整ったことから、完全カードレスによるサービス提供が開始される。

また、カードレス化に伴い、「スグ乗り入会」「家族会員追加(Web)」による新規入会ではカード発行の有無を選択制とし、カード発行無しを選択した場合は、カード発行手数料1650円の負担なく入会可能となった。加えて、IC付き会員カードの製造と発送にかかるCO2排出量が1枚あたり386.85gのCO2削減され、環境負荷低減にもつながるとしている。

なお、これまで会員カードを介して提供していたドライブチェックインサービスでの優待特典やタイムズパーキングなどでのタイムズポイントの活用については、「タイムズクラブアプリ」のデジタル会員証によって引き続き利用できるようにした。

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