北朝鮮の発射は極超音速ミサイルの可能性、空中で爆発=韓国軍

Joyce Lee

[ソウル 26日 ロイター] - 韓国軍は26日、北朝鮮が同日に発射したミサイルについて、極超音速ミサイルだった可能性があるとの見解を示した。ミサイルは空中で爆発したと分析した。

韓国軍合同参謀本部はミサイルが首都平壌付近から発射されたとしている。日本の防衛省はミサイルの最高高度は100キロ程度、飛行距離は200キロ以上だったと発表した。

韓国、米国、日本の高官は電話会談を行い、今回の発射は複数の国連安全保障理事会決議に違反し、地域内外の平和と安定に深刻な脅威をもたらすと非難した。

米インド太平洋軍も声明で北朝鮮を非難。違法で不安定化を招く行為を差し控えるよう求めた。

北朝鮮のミサイル発射は5月30日以来。

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