セブン&アイ、使用済みプラスチック製透明トレーの回収・リサイクルを開始

回収ボックスと店頭設置イメージ(セブン&アイ・ホールディングス ニュースリリースより)

セブン&アイ・ホールディングス(東京都)傘下のセブン‐イレブン・ジャパン(東京都)とイトーヨーカ堂(東京都)は6月24日、使用済みプラスチック製透明トレーの資源循環の取り組みを開始した。

セブン&アイ・ホールディングスは、プラスチック削減を目指し、環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』に基づき、オリジナル商品の容器・包装を2030年までに50%、2050年に100%を環境配慮型素材に置き換えることを目標としている。

循環経済社会の実現に向けた取り組みの一環として、同社は2012年からペットボトルの資源循環に取り組んでおり、2023年度にはセブン&アイグループとして4,187台のペットボトル回収機を設置し、約5億本のペットボトルを回収・リサイクルした。なお、回収したペットボトルの一部は再びペットボトルとしてリサイクルされる「ボトルtoボトル」に繋がっている。

今回は、既に実施している「ボトルtoボトル」に加え、使用済みプラスチック透明トレーを回収し、再びプラスチックトレーへリサイクルする「トレーtoトレー」の取り組みを開始する。

トレーの回収ボックスは『地域活性化包括連携協定』を締結する横浜市内のセブン‐イレブン2店舗とイトーヨーカドー1店舗に設置し実証実験を行い、結果を検証しながら、回収ボックス設置店舗の拡大を検討するという。

(セブン&アイ・ホールディングス ニュースリリースより)

<概要>
実施店舗:
セブン‐イレブン横浜田奈駅東店、セブン‐イレブン横浜京急生麦駅前店
イトーヨーカドー ららぽーと横浜店
実施期間:2024年6月24日(月)から2024年12月31日(火)
※回収ボックスは2024年12月15日(日)までの設置
回収対象:プラスチック製透明トレー容器
回収できる透明容器 :洗って乾燥させ、汚れのないもの。テープやラップを外したもの
回収できない透明容器:食品容器外のもの、プリン、ゼリー等の硬質透明容器、印刷されている容器、全面にシールが貼ってある容器、たまごパックすべて(色付き含む)、色付き容器

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