まるで「梅雨明け」 7月に入った途端「40℃」近くの酷暑予想も

きょう26日(水)は、梅雨前線が九州南部から四国に停滞していますが、
あす27日(木)にかけて、前線はゆっくり西日本の日本海側まで北上する見込みです。

前線に向かって湿った空気が流れ込み、
あす27日(木)~28日(金)にかけては
西日本~東海地方で警報級の大雨となる恐れがあります。

特に、あす27日(木)の午前中は九州南部で
滝のような非常に激しい雨が降る恐れがありますので
雨の降り方に十分注意・警戒が必要です。

しかし、6月末になると太平洋高気圧の勢力が強まり、
梅雨前線は一気に北日本まで北上する見込みです。

西~東日本は、夏の太平洋高気圧に覆われ、
まるで「梅雨明け」したように、
夏本番の猛烈な暑さが到来するでしょう。

きょう午前11時に発表された最新の週間予報を見てみると、
6月30日頃からは西~東日本の太平洋側で
晴れ間が出る日が多くなる見込みです。

最高気温も関東を中心に35℃以上の猛暑日となる日が多くなりそうです。

関東地方の予想最高気温に注目してみると、
30日(日)以降は、埼玉県熊谷市や、群馬県前橋市では
連日、35℃以上の猛暑日となる予想です。

また、括弧内の気温は、予測範囲を示しており、
(この予測範囲の気温に実況の気温が入る確率は80%)
最も気温が上がった場合は、埼玉県熊谷市や、群馬県前橋市で
7月2日(火)は「40℃」となる可能性があります。

来週、仮に梅雨明けの発表がされていなくても、
厳しすぎる暑さが急にやってきますので、
真夏と同じ熱中症対策が必要となります。

〇今年は「暑く長い夏」になる予想

最新の3か月予報でも7月~9月は、
太平洋高気圧やチベット高気圧によって、
暑い空気に覆われ続け、全国的に厳しい暑さが続く予想です。

熱中症に十分注意をし、体調を崩さないようエアコンを適度に使い、
できるたけ涼しい所で過ごすようにしてください。

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