発売迫るSwitch「planetarian~ちいさなほしのゆめ&雪圏球~」をおさらい!Keyが贈るSF感動作&前日譚が1つに

プロトタイプが2024年6月27日に発売するNintendo Switch用ソフト「planetarian~ちいさなほしのゆめ&雪圏球~」について、ゲーム内容や特徴などを紹介する。

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」は、ゲームブランド「Key」が手がけた本格的SFキネティックノベル。シナリオは涼元悠一氏が担当、原画およびメカニックデザインにはイラストレーターの駒都えーじ氏が起用されている。

PC用ソフトとして登場して以来、家庭用ゲーム機版やモバイル版も好評を博し、2016年にはWeb配信&劇場アニメ化も果たした。

Nintendo Switchでは、2019年にHDリマスター版がダウンロード用ソフトとして発売。今回、2021年にキネティックノベル化された前日譚「planetarian~雪圏球~」が加わり、「planetarian~ちいさなほしのゆめ&雪圏球~」としてパッケージ版が登場する。

なお、初のコンシューマー化となる「planetarian~雪圏球~」は、単品(ダウンロード専用)でもリリースされる。

本作は、選択肢などによるストーリーの分岐がなく、アニメや映画を観るように、小説のページをめくるように、物語を読み進めていく「キネティックノベル」(ビジュアルノベル)。

操作していることを感じさせない快適なインターフェースにより没入しやすい環境が作られているほか、美しいグラフィックに感動的な音楽、臨場感あふれる多彩な演出、実力派声優陣によるフルボイスなどが良質な物語を盛り上げる。なお、「~ちいさなほしのゆめ~」と「~雪圏球~」、どちらからでも読むことが可能だ。

テキストは、日本語・英語・フランス語・中国語(簡体字・繁体字)の5言語に対応(ボイスは日本語のみ)。環境設定とデジタルマニュアルも5言語に対応しており、-ボタンもしくは2本指タップにより、プレイ中いつでもすぐに表示言語の切り替えが可能だ。

Joy-Conを本体にセットした携帯モードはもちろん、タッチスクリーン操作にもフル対応。片手プレイやNintendo Switch Liteでのプレイも可能となっている。

以下、発表情報をもとに掲載しています

■物語

2つの時代を舞台に描かれる“人とロボット”の切なくも心温まる物語――

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」

遠くない未来。

戦争によって細菌兵器の攻撃を受けたその都市は人々から見捨てられ、対人用掃討ロボットが徘徊する危険地帯と化していた。

そこに潜入して来たのは、貴重資源の回収を生業とする「屑屋」の青年。

掃討ロボットを避け、廃虚と化したプラネタリウムに身を隠した彼が出会ったのは、もう訪れることのない客を待ち続けていたコンパニオンロボット「ほしのゆめみ」だった……。

「planetarian~雪圏球~」

約30年前の平和だった時代。

地方都市のデパートの屋上にあるプラネタリウム館に、自律型AIを備えたコンパニオンロボット「ほしのゆめみ」が配属されて来る。

生真面目に働いていたゆめみだったが、ある日を境に業務命令を無視して、職場放棄を繰り返すようになる……。

ゆめみとプラネタリウム職員たちとの、なにげない幸せの物語。

■登場人物

ほしのゆめみ CV:すずきけいこ

「プラネタリウムはいかがでしょう?」

量販型コンパニオンロボット。外観は15~16歳の少女を模して造られており、一見人間と区別がつかない。老舗百貨店である花菱デパート本店の屋上プラネタリウム館に配属され、人間の同僚たちに混じって接客およびプラネタリウム投影の解説業務を行う。

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」に登場

屑屋(くずや) CV:小野大輔

「俺は客じゃないし、おまえの話にもこの施設にも興味はない」

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」の主人公。荒廃した世界で、街から貴重資源を回収し、売りさばくことで生活している青年。封印都市に潜入し、廃墟と化したプラネタリウムで、壊れかけの「ゆめみ」と出会う。

「planetarian~雪圏球~」に登場

倉橋里美 CV:佐藤利奈

「景気が悪いことは考えないようにしましょう。お客が逃げちゃう」

「planetarian~雪圏球~」に登場する、花菱デパートのプラネタリウム館の解説主任。「ゆめみ」の教育係を任されている。すべてを自分で抱え込もうとする性格が玉に瑕だが、強い責任感の裏返しでもある。とても面倒見が良く、スタッフたちからの信頼も厚い。

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