女優の水川あさみが26日、都内で行われたドラマ『笑うマトリョーシカ』（TBS系／6月28日より毎週金曜22時）キャスト登壇制作発表に共演の櫻井翔、玉山鉄二、原作者の早見和真と共に出席。櫻井と玉山に絶大な信頼を寄せた。
本作は、早見の同名小説のドラマ化。水川演じる主人公の新聞記者・道上香苗が、櫻井翔演じる若き人気政治家・清家一郎と、玉山鉄二演じる有能な秘書・鈴木俊哉を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンス。
櫻井は、「こうやって多くの方の前に立つのも久しぶりですし、今YouTubeで生配信されていると聞くと、緊張して言葉が出なくなってしまいます」とユーモアを混じえながらあいさつ。水川は「出てる出てる！（笑）」とツッコみ、櫻井も笑顔を見せた。水川は「さすが。さっき裏で『これ生配信してるよ』って言ってたのに、（自分は）あいさつでそのことに触れなかった。ありがとうね」と感謝。櫻井は「これがチームやん！」と笑い、水川は「さすがだよ！ 本当に頼りにしてる！」と声を上げた。
若き人気政治家を演じる櫻井について、玉山は「櫻井さんがぴったりというか。説得力がある。そういう部分に僕は助けられていて、櫻井さんのおかげで本当に思い切った芝居ができています」と絶賛。櫻井は「いやいやいやそんな！ 恐れ多い」と恐縮した。櫻井は自身の役柄に関して「政治家というところで、一番最初にお話をいただいたときは、もっと重厚感というか落ち着いたイメージがあった」としつつ「でも、どちらかというと、柔らかな朗らかなイメージだったので、現場で細かくディスカッションしながら作っています」と語った。
撮影現場の雰囲気を水川は「とっても楽しいですよ」とにっこり。三人は同じ世代ということで、水川は「ほぼ同じ時代を生きてきた、心から尊敬できる二人とひとつの作品をこの年齢になって一緒に作る喜びがあります」と口にし、「そんな中でふざけたりとか、どうでもいい話をして。それがあるからこそシリアスなシーンにぐっと持っていける関係性を築けているなと思っています」と櫻井と玉山への信頼を口にした。
櫻井は、現場で「大人になったな」と思ったことがあったそうで、「現場でお酒の話をしていて。オレンジワインの話をしていたら、（水川が）現場に持ってきてくれて。ワインの話を現場でするとは。大人になったなって」としみじみ。水川は「歳取ったね、大人になった」と笑っていた。
金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』は、TBS系にて6月28日より毎週金曜22時放送。
