スマートリモコン「Nature Reno Lapis」7月5日発売、Matter対応

by 竹野 弘祐

Natureは、スマートリモコン「Nature Reno Lapis」を7月5日12時に発売する。6月26日16時からは、同社のECサイトで先行予約受付が開始される。価格は7980円。

「Nature Reno Lapis」は、自然と調和するデザインをコンセプトに、「海辺の石」をモチーフにしたデザインを採用。ひとつひとつ異なるデザインになるとのことで、実際の石を3Dスキャンし、成形時に5つの素材を混ぜて組み合わせることから、色の斑点など同じデザインのものはないという。

大きさは57×69×26mm、重さは28g。本体に温度センサーと湿度センサーを備える。Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n、2.4GHz)や赤外線、Bluetooth Low Energy、Matter 1.2をサポートする。

主な機能

ユーザーに“心地よい節電”を提供すべく、エアコンの稼働について「オートエコ」、「コスパ起動」、「消し忘れアラート」(今夏リリース)の3つの機能を備えている。

「オートエコ」では、好みに合わせて1、2、3の3段階の節電強度を選択でき、1日あたり2~8時間のエアコンを自動制御する。エアコンの利用状況を分析し、節電タイミングを計画して制御する。

「コスパ起動」では、エアコンで急速に冷やしたり暖めたりする必要が無い場合に、ゆっくりと温度を変えられるようエアコンの設定温度を自動調整する。

「消し忘れアラート」は、誰もいないにもかかわらず一定時間エアコンの電源が入っている際に、ユーザーにプッシュ通知を送る。今夏、提供される予定。

このほか、今後の機能拡充として熱中症アラート(今夏)や快適指数表示(今冬)、バイタルデータ連携(2025年)が挙げられている。

また、Matter対応デバイスを合計20台接続できるほか、「SESAME bot/SESAMI Bot 2」、スマート照明「Philips Hue」(2024年中)、「Qrio Lock」などをサポートする。

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