大谷翔平、リーグ8冠で“折り返し” 満塁弾なら3冠王浮上…9試合連続打点で「あと4」

Wソックス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

得点、本塁打、打率、長打率、OPS、長打、塁打、ISOの8冠で折り返し

【MLB】ドジャース 4ー3 Wソックス(日本時間26日・シカゴ)

ドジャースの大谷翔平投手が、リーグ8冠でシーズンを折り返した。25日(日本時間26日)に敵地で行われたホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で出場し、24号先頭打者弾を含む4打数2安打2打点。チームはシーズンの半分となる81試合を消化し、球団タイの9試合連続打点と勢いに乗って折り返す。

初回、フレクセンのカーブを捉えた。右翼手がジャンプし、グラブに当たってスタンドイン。大谷は一、二塁間まで行ったところで慌てて帰塁。一塁ベースを踏み直した。打球速度93.8マイル(約151キロ)、飛距離376フィート(約114.6メートル)。同点の4回2死一、三塁では勝ち越しの右前適時打を放った。

81試合中78試合に出場し、それぞれリーグトップの打率.320、24本塁打、OPS1.032。さらに得点(63)、長打率(.634)、長打(47)、塁打(198)、ISO(.314)を加えた8部門で1位だ。打点はトップのマルセル・オズナ(ブレーブス)とアレク・ボーム(フィリーズ)に4差。満塁弾で3冠王に浮上する状況だ。

また、シーズン162試合に換算すると、いずれもキャリアハイを更新する48本塁打、120打点、198安打。打率.320、盗塁数も16で折り返し、ここままのペースだと日本選手初となるトリプルスリーを達成できる。3冠王のトリプルスリーと夢は膨らむが、目指すのはチームの世界一。残り81試合に注目だ。(Full-Count編集部)

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