大阪の老舗チェーンに新商品、1230点の頂点「背徳お好み焼」

2023年に70周年を迎えた老舗チェーン「お好み焼ゆかり」(本社:大阪市北区)では、全国から1231点集まったお好み焼のレシピコンテストで1位を獲得した「なにわ背徳やき」が、7月1日より販売される。

ボリューム感たっぷりの「なにわ背徳やき」(1680円)

今回で3度目の開催となった、同社主催のレシピコンテストで選ばれた同商品。国籍や居住地・年齢やプロアマ等を一切問わず、誰でも考案・応募可能で、最終審査まで勝ち抜いた優勝者には、5年間の「レシピ印税契約」を締結し、お好み焼ゆかり全店で販売された、考案お好み焼の売上5%が毎月優勝者に支払われるという、斬新でユニークな企画となっている。

今回の優勝賞品「なにわ背徳やき」は、豚角煮、クリームチーズ、もち入りの生地に、薄切りの豚バラ、たっぷりの天かすを乗せ、仕上げに半熟卵とたっぷりの青ねぎをトッピングした一品。それぞれの具材とお好み焼ソースがマッチした食べ応えのあるメニューで、後ろめたさを感じつつも、つい食べたくなってしまう・・・まさに「背徳グルメ」となっている。

「なにわ背徳やき」を考案した浅野眞由美さん(左)

優勝者の浅野眞由美さんは、「会社のメンバーにアイデアをもらいながら60回以上試作しました。ダイエットなどで食事制限してる人も、一時的にでも解放して食事を楽しんでもらえた。」と、レシピ誕生の経緯や思いを明かした。

また、優勝レシピの選考理由について、同社の山下真明代表取締役社長は「1枚のお好み焼でいろいろな食感を楽しめ、味のマッチング性も高く、バランスや見栄えもよかったと思います。」とコメント。新メニューの誕生を称賛した。「なにわ背徳やき」は「お好み焼ゆかり」全9店舗で7月1日より販売される。

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