昨年覇者・令和ロマン 今年のM―1グランプリは「賞金2000万なんじゃ…」

令和ロマン

漫才日本一を決める「M―1グランプリ2024」の開催会見が26日、都内であり、出場エントリーが始まった。締め切りは8月末。

昨年のファイナリスト10組のうち王者「令和ロマン」ほか7組と、敗者復活戦に進んだ21組から5組がこの日集結。テレビ朝日系列局、大阪・ABCテレビの斎藤真美アナと共に「麒麟」の川島明が司会を務めた。

令和ロマンの高比良くるま(29)は、今大会を「ロングコートダディさんとかトム・ブラウンさんとか、結構トリッキーな組がラストイヤーを迎える時に、一体どういった大会になるのか要注目ですね」と、まるで他人事のように分析した。「去年は僕が一応いっぱい喋らせてもらったんで、今年は(相方の)ケムリの年にしたい」という。

当の松井ケムリ(31)いわく「今年のモチベーションとしては、去年(相方に)奪われた(優勝賞金)1000万(円)を取り返すためにやるっていうのはありますんで。くるまに全部あげてしまったので」。

くるまも「今年もし優勝したら、ケムリが全額ゲットできるということで」と納得しているが、金持ちキャラをネタにしているケムリが「パパは大和証券の副会長だぞ!」と自慢する一幕も。

また今年は20回記念大会ということで、高比良は「みんな多分うっすら思ったと思うんスけど…。なんか噂レベルですけど、もしかしたら賞金2000万(円)なんじゃないか」と指摘した。ただ、大会概要には「賞金1000万円」と明記されている。勝手に期待し、高比良はガッカリしていた。

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