新潟市で21日、トラックから荷下ろしの作業をしていた男性が、荷台から転落する事故がありました。男性は意識不明の重体で救急搬送されましたが、その後、病院で脳挫傷により死亡が確認されました。
事故があったのは新潟市北区の食品加工などを行うマルタスギヨ本社工場です。
警察によりますと21日午前9時45分、工場でトラックの荷台から荷下ろしをしていた60歳の男性従業員が荷台から転落し、後頭部を負傷。男性の転落に気付いた工場の従業員から119番通報があり、男性は意識不明で救急搬送されましたが、26日に死亡が確認されました。
荷台は地面から110センチの高さで、当時男性は1人で作業していてバランスを崩し転落したとみられています。男性は21日朝から空のプラスチック製コンテナをトラックから下ろす作業をしていたということです。コンテナの大きさは、幅1.6メートル、奥行き1.2メートル、高さ0.7メートルのコンテナで2段重ねになっていました。
警察が事故の原因について捜査しています。