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千葉県の佐倉市立佐倉幼稚園の存続を巡る問題で住民団体は6月26日、「来年度も園児の募集をして存続してほしい」と市に対して閉園方針の見直しを訴えました。
佐倉市では2023年、すべての市立幼稚園を廃止する方針が示されましたが、一部の住民の反対で佐倉幼稚園だけが存続となりました。
ただ、佐倉幼稚園も2025年度の入園希望者が少なく、存続が難しいとして先週の教育委員会会議で2025年度の新入園児を募集しない方針が示されました。
これを受け、「市立佐倉幼稚園の存続を望む会」は26日に記者会見し、市側が方針を定める材料の一つにした市民アンケートは閉園ありきの「恣意的な調査だ」と主張しました。
そのうえで「公的な教育施設にも関わらず、利用者の市民の声が全く反映されない」と述べ、公立幼稚園を望む人が行き場を失わないよう佐倉幼稚園の2026年3月末での閉園方針を見直すよう訴えました。
市立佐倉幼稚園の存続を望む会
「閉園方針定めるまでに十分な検討がなされ住民合意が形成されたといえるのか」
「来年度も園児募集をして存続してもらいたい」