「ぶいすぽっ!」などオーディションで個人情報流出、対象者には「電話番号変更や引っ越し費用の負担」補償を予定

Brave groupが実施していたVTuberグループ「ぶいすぽっ!」をはじめとする複数のオーディション企画において、応募者の個人情報が応募フォームを通じて閲覧可能だった件について、漏洩対象者への補償を行うことが26日、発表された。

【画像】Brave group「個人情報流出に関するお詫びと対応につきまして」発表内容

同社が25日付で公開した発表「個人情報流出に関するお詫びとご報告」によると、「ぶいすぽっ!JP オーディション」「Brave group総合オーディション」「HareVare VLiverオーディション」で使用していたGoogleフォームにて、回答の閲覧権限が第三者にも開放された状態だったという。閲覧可能な状態にあった回答内容の件数は「約7,000件+約2,610件+約1,043件」対象期間は「6月4日〜25日」で、氏名や電話番号、生年月日などが漏洩対象となっている。

そして本日26日、一連の件に関する続報として、対象者に改めてお詫びするとともに、今後の対応を説明。漏洩対象者には「やむを得ず生じた費用と認められる範囲内において」補償を予定していることを明らかにした。

具体的には「電話番号変更にかかる費用の負担」を行うほか、、応募フォームの回答項目である「都道府県」の欄において、誤って住所まで入力した対象者については「引っ越し費用の負担など、当社にて具体的な状況に応じて可能な限り対応」するとしている。

なお、情報流出の原因などについては、引き続き調査中としており、それらの判明次第、適宜情報開示を行うとのこと。

■補償について(公式発表)
・電話番号の変更対応につきまして
電話番号変更にかかる費用について、当社で負担させていただきます。
・住所を記載していた応募者様の対応につきまして
当社グループのオーディション応募時のフォームでは、所在の都道府県のみの記載をご案内しておりますが、すべての住所を記載してしまった方につきましては、引っ越し費用の負担など、当社にて、具体的な状況に応じて可能な限り対応させていただきます。
・その他個別事象に対する対応につきまして
その他の個別事象につきましても、1件ずつすべての事象に対して誠実に対応を行ってまいります。

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