吉本興業「FANY」やNTTドコモ・スタジオ&ライブら、縦型ショートドラマの国産PFを立ち上げ

吉本興業グループのFANY、NTTドコモ・スタジオ&ライブ、Mintoは6月26日、共同で縦型ショートドラマプラットフォームを、2024年冬にリリースすると発表した。

隙間時間に無料から楽しめる縦型ショートドラマサービスは、中国にて市場が急成長し、その後世界中で広がりを見せている。縦型ショートドラマの世界市場は2029年に556億ドル(およそ8兆8000億円)となり、2023年の10倍を超える規模に成長すると予想されているという。

日本においても、2023年から2024年にかけて中国をはじめとした外資系プラットフォームが続々と日本に参入しており、市場は急拡大中にあるという。こうした市場背景を背景に、コンテンツ制作、サービス開発、デジタルマーケティングとそれぞれの領域で強みを持つ3社が共同で、国産共同プラットフォームを立ち上げるにいたったという。

FANY ChannelやFANY Ticketなど吉本興業グループのプラットフォーム運営ノウハウを持つFANY、NTTドコモと吉本興業グループが設立した合弁会社で、「バチェラー/バチェロレッテ・ジャパンシリーズ」や「THE MISSION -TOKYO GAME STADIUM-」など、さまざまな映像コンテンツの企画開発実績を持つNTTドコモ・スタジオ&ライブ、2023年末に制作スタジオとして縦型ショートドラマ市場に参入し、プラットフォームの開発や運営およびコンテンツプロデュースに実績のあるMintoの3社がそれぞれの強みを活かし、ショートドラマ市場に参入するとしている。

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