J3新スタジアムで「田んぼサッカー」 “水たまりピッチ”でのドリブル弾に反響「上手く利用した」

金沢MF梶浦勇輝のゴールシーンが反響(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

金沢MF梶浦勇輝のゴールに注目

ツエーゲン金沢は6月23日、J3リーグ第18節に本拠地である金沢ゴーゴーカレースタジアムにおいてギラヴァンツ北九州と対戦。1-1のドロー終わったゲームは、雨が降るなか行われた。水しぶきが上がるピッチで、披露されたMF梶浦勇輝のゴールが反響を呼んでいる。

23日は北陸地方で警報級の大雨が予想されていた。ピッチのサイド付近から、中央付近、ペナルティーエリア(PA)内まで大きな水たまりが発生するなか、試合がスタートした。

ボールも上手く転がらないピッチ状況ではあったが、金沢が先制に成功する。前半19分、MF大山啓輔がリフティングでボールを浮かし浮き球を前線へ。FWマリソンが相手ペナルティーエリア内の梶浦にふわりとしたパスを通すと、強引な突破で相手2人をかわしネットを揺らした。

後半15分に北九州に追い付かれ1-1のドローで決着となったが、梶浦のゴールの流れに注目が集まっている。Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは、「【水溜りもかわす】ツエーゲン金沢の梶浦勇輝が豪雨の中で魅せた!」とゴールシーンを紹介。雨のピッチで上手く相手を出し抜いたプレーの連続にファンから「プロってすごい」「素晴らしいプレーの連続」「水たまりを上手く利用した」「ストイコビッチみたい」「何という足腰の強さ!」と称賛が寄せられた。

一方で、「ピッチ状態悪すぎ」「田んぼサッカー」「水はけが酷い」と、水たまりが多く発生したピッチ状況について苦言のコメントも寄せられるなど、ピッチコンディションと豪快なドリブル弾の二つの角度から注目を集めるワンシーンとなった。(FOOTBALL ZONE編集部)

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