長丁場を終えた小祝さくら 一番のモチベーションは「ウォンビンさん」

長かった1週間を終えて(撮影/谷口愛純)

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 事前(26日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6697yd(パー72)◇

前週の長丁場で多少の疲労は残っているが、1カ月先の「楽しみ」を考えればモチベーションは途切れない。小祝さくらは「しっかり集中してやりたい」と気合を入れた。

ツアー通算11勝目を挙げた前週「アース・モンダミンカップ」は、悪天候の影響でツアー史上4度目の月曜フィニッシュ。タフなスケジュールでの優勝争いを終え、翌日は軽いトレーニングにとどめて体力の回復に充てた。この日はプロアマで18ホールを回って最終調整。「アイアンやドライバーの調子もそんなに悪くない。しっかりきょうのイメージでいきたい」と気を引き締めた。

K-POPの話で盛り上がる二人(撮影/谷口愛純)

もう少し頑張れば“ご褒美”が待っている。1カ月後には、最近好きになった韓国のボーイズグループRIIZE(ライズ)のコンサートに行く予定。以前も一度行こうとしたが、試合の日程と重なって行けなかった。

昨年はシーズン全38試合に出場するなど、なかなか試合を休むことがない小祝。「唯一行けそうな日程があったので岡山まで行きます。ウォンビンさんっていう人にハマっていて、なんとしても行きたい」と連戦の隙間を縫って、なんとか今回はリベンジしたい。

シーズンは後半戦に差し掛かり、現在2位につけるメルセデスランキングも踏ん張りどころ。「大きい試合も残っているので、ここからがすごく大事になってくる」と、楽しみがあるから今週も頑張れる。(横浜市旭区/谷口愛純)

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