「こんな怠慢プレー見たことがない」エイブラムスのボーンヘッドに米ファン沸騰「誰が悪い? 選手orコーチャー?」「だからボールから目を離してはいけない」

現地6月25日に行なわれたサンディエゴ・パドレス対ワシントン・ナショナルズで、珍しいボーンヘッドがあった。

3回表のナショナルズの攻撃。1死一塁で打席に入ったCJ・エイブラムスが右前安打を放って走者は一、二塁になると思われた。しかし右翼手からの返球を受けたパドレスの遊撃手キム・ハソンが素早く一塁に送球。一塁ベースを回った後に歩いて帰塁していたエイブラムスが、まさかのタッチアウトとなった。

エイブラムスも一塁コーチャーも、完全にボールから目を離しており、米放送局『FOX Sports』のMLBアナリスト、ベン・バーランダー氏はXで「悪いのは一塁コーチ? それともエイブラムス?」とポスト。「エイブラムスだ」「コーチャーが悪い」「両方とも最悪だ」などとコメントが殺到した。

エイブラムスがアウトになった後、続く2番のレーン・トーマスが適時三塁打を、3番のジェシー・ウィンカーが2ラン本塁打を放ち、ナショナルズがパドレスに逆転。しかし、5回に3点、6回に4点を失ったナショナルズが7対9で敗れてしまった。
試合後、米ファンはエイブラムスの走塁ミスに注目。「こんな怠慢なプレーは見たことがない」「だからボールから目を離してはいけない」「油断しちゃいけないな」「リトルリーグか」「パドレスの選手たちがよくやった」などと盛り上がっていた。

また、エイブラムスのプレーで一塁塁審が最初はセーフの判定をしていたが、審判団はパドレスベンチからチャレンジ(リプレー検証)要請を受けてビデオで確認。検証後にアウトの判定になった点についても、「なぜ最初はセーフとしたのか?」「塁審も見ていなかった?」などと米ファンは反応していた。

構成●THE DIGEST編集部

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