ソフトバンクの王貞治会長（８４）が理事長を務める世界少年野球推進財団が２６日、東京都内で「第３０回世界少年野球大会 福岡大会」の詳細を発表した。
新型コロナウイルスの影響で今大会は２０１９年以来、５年ぶりの開催。７月２８日から８月５日まで行われ、福岡県大野城市の大野城総合公園を主会場に世界１４か国・地域の子供たちを招待し、野球教室も開催される。
記者会見に出席した王理事長は「今回は福岡県で開催できる。私も３０年福岡に住んでいるので地元開催という思いがあって特に力が入っている。野球は（ドジャースの）大谷（翔平）君が頑張っているので野球の人気が復活してきている。これからもっと盛んになるように我々も頑張っていきたい。ぜひこの大会も見ていただけるようにお願いします」と抱負を語った。
同大会は通算８６８本塁打のプロ野球記録を保持する王理事長、メジャー歴代２位の通算７５５本塁打をマークしたハンク・アーロン氏が正しい野球を全世界に普及、発展させ、子供たちの友情の輪を広げることを提唱。１９９０年に第１回大会を米ロサンゼルスで行って以来、毎年夏に開催されている。
さらに王理事長は「福岡は食事もおいしいし、見るところもたくさんある。子供たちだけでなく、大人の皆さんにも楽しんでいただけるところがたくさんある」と〝地元福岡〟の魅力を呼びかけた。
