「工事の音で寝つけない」前澤友作氏の100億円豪邸「千葉のサグラダ・ファミリア」ついに完成 本誌が報じていた近隣トラブル

6月25日、実業家の前澤友作氏がInstagramを更新し、噂の豪邸を公開した。

前澤氏は《New house, coming soon!》とシンプルなコメントをつけ、10枚の写真をアップ。“和”を前面に押し出しながらもモダンな庭や、植栽などを紹介。続けて投稿した動画では、木製の塔のような建築物に縦に伸びる2本のLEDディスプレイが取りつけられており、英語でさまざまなメッセージを映し出している。とても個人宅とは思えない、豪奢な家となるようだ。これらの投稿には

《これがお家の一部なんですか!斬新ですね!》

《いや~これは素晴らしい豪邸になりそう 成功者の証ですね!》

など、羨望のコメントが多く寄せられている。

2004年に立ち上げたファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が大成功し、億万長者になった前澤氏。千葉市内で建築中の自宅の総面積は約574坪で、建設が始まったのは2014年。なかなか完成しないことから、「千葉のサグラダ・ファミリア」と呼ばれることもあった。

2023年12月、前澤氏は『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。京都に、千葉と同じ広さの土地を借りて、庭の石や木をシミュレーションしてから、千葉の邸宅に移して庭を造る――という、驚きのこだわりを明かしている。

総工費は100億円超といわれる大豪邸だが、これまで、たびたび地元住民とのトラブルが報じられている。2019年7月には、工事が長引いていることに対し、近隣住民から不満の声があがっていることを、本誌が報じた。

「もう5年以上も工事が続いているのに、さらに工期が1年延びるというんですよ」「夜勤明けに帰宅して寝ようとしても、工事の音が気になって寝つけない。1年程度ならまだ我慢できるが、ここまで長引くとつらい……」「ここの工事はとにかく秘密主義で、いつ完成するのかもわからない」という声や、住民説明会では「最初、工事は2年で終わるという話だった。それがいつまでたっても終わらないうえに、今度は電線工事まで……。周辺住民の気持ちも考えてほしい」と、憤る声もあがっていた。

「その後も工事は続き、騒音のみならず、工事車両による道幅の減少などにも住民は悩まされ続けました。また、自宅の周辺のみ電柱をなくして電線類を地中化するという放漫さにも、疑問を持つ住民は少なくありませんでした」(週刊誌記者)

前澤邸の周囲は閑静な住宅街。住民が落ち着いた生活を取り戻せる日が来るとよいのだが――。

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