日経平均は「半導体関連銘柄」主導で大幅高。493.92円高の39,667.07円で取引終了も…チラつく「40,000円」の壁【6月26日の国内株式市場概況】

2024年6月26日(水)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

6月26日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、東京エレクトロン〈8035〉やアドバンテスト〈6857〉などの半導体関連銘柄に買いが集まり、一時は前日比600円超上昇する場面もみられました。しかし、節目の40,000円を目前に、戻り待ちの売りから上昇幅が縮小。その後指数は高値圏でもみあう展開となり、前日比493.92円高の39,667.07円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが126銘柄、値下がりが95銘柄、変わらずが4銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、KDDI〈9433〉、ニトリ〈9843〉、トヨタ自動車〈7203〉、三菱商事〈8058〉、本田技研工業〈7267〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は15億7,700万株、売買代金は4兆2,538.87億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、電気機器、サービス業、医薬品、精密機器、証券業などが上昇した一方、石油・石炭製品、海運業、ゴム製品、輸送用機器械、鉄鋼などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がサワイグループホールディングス〈4887〉で+499円(+8.51%)の6,364円、2位がセルソース〈4880〉で+103円(+8.10%)の1,375円、3位が日本マイクロニクス〈6871〉で+480円(+7.33%)の7,030円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がブックオフグループホールディングス〈9278〉で-163円(-10.40%)の1,405円、2位がスギホールディングス〈7649〉で-184円(-7.73%)の2,196.5円、3位がジャパンディスプレイ〈6740〉で-1円(-6.25%)の15円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは140銘柄、年初来安値を更新したのは1銘柄でした。

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