同じ病室の72歳男性をイスで複数回殴打か 88歳の男を殺人容疑で逮捕  男は「自分はイスで殴って殺していません」と容疑否認  埼玉・戸田市

今月4日、埼玉県戸田市の精神科病院で72歳の男性患者がベッドの上で顔から血を流しているのが見つかり、その後、死亡した事件で、警察は同じ病室に入院していた88歳の男を逮捕しました。

この事件は今月4日、埼玉県戸田市の精神科病院「戸田病院」に入院していた小林保夫さん(72)が、ベッドの上で顔から血を流しているのが見つかり、その後、死亡したものです。

小林さんの顔には殴られた跡があったことから、警察は殺人事件として捜査していましたが、きょう、小林さんと同じ病室に入院していた二瓶幸喜容疑者(88)を逮捕しました。

警察によりますと、二瓶容疑者は金属製のイスで複数回、小林さんの顔を殴り、殺害したということです。

取り調べに対し、二瓶容疑者は「自分はイスで殴って殺していません」と容疑を否認していますが、警察は二瓶容疑者と小林さんの間でトラブルがあったとみて、事件のいきさつを慎重に捜査しています。

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