広島市のタクシー強盗事件 容疑者の男を逮捕 広島県警 男が交番に出頭

広島東署

 広島市東区の路上で23日、タクシーに乗っていた男が刃物のような物を運転手に突き付けて現金を奪った強盗容疑事件で、広島東署は26日、同市西区南観音1丁目、無職橋本昭弘容疑者(40)を強盗の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は23日午後2時10分ごろ、中区大手町3丁目からタクシーに乗車。東区二葉の里3丁目の路上に停車中の車内で運転手男性(70)の首元にはさみを突き付け、「ええけえ出せ、刺すぞ」と言って、売上金1万2千円を奪い、運賃1630円も払わなかった疑い。

 広島東署によると、26日午後、南区の比治山交番に「事件を起こしたのは僕です」と出頭した。落ち着いた様子だったという。

 同署は事件があった23日に現場近くのコンビニで男物の衣服やはさみを発見、押収した。24日にタクシーの車載カメラに映った男の画像を公開し、行方を追っていた。

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