KINTOは6月26日、車に搭載されている各種機能を性説明するスマートフォンアプリ「これなにガイド」を開始した。「AR(拡張現実)」技術を活用して案内する新サービスだ。カーライフを始めて間もないユーザーも車の各種機能をスムーズに理解できるよう考慮された。
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●車の機能がスマホ画面でわかる
これなにガイドは、AR技術を活用し、スマートフォンのカメラを使ってクルマのスイッチにかざすと、用途や使い方をテキストと動画で案内する。
サービスの対象車種は『プリウス』のZ・G・Uグレードで、サブスクサービスだけでなく車両の利用方法を問わず使用可能である。今後を車種を拡大する予定だ。
●自分の車の各種機能の搭載をリストに
また、これなにガイドでは、契約情報をもとにメーカーオプションのほか、KINTO Unlimitedを通じて事後的にアップグレードした機能など、顧客に合わせて各種機能の搭載の有無を一覧にしたリストも提供する。これにより、アップグレードアイテムの注文もスムーズになる。この機能の対象車種はサブスク専用のUグレードだ。
KINTOはこのサービスを通じ、顧客が自分で機能を理解できる基盤を整えることで、販売店スタッフの負担を軽減し、販売店の接客業務の効率化も目指している。KINTOは2019年に「クルマのサブスクリプションサービス」を開始して以来、顧客体験のデジタル化を推進している。
さらに、これなにガイドの導入を契機に、KINTO Unlimitedアプリで展開しているアップグレードおよびコネクティッドサービスも拡充した。新たに追加された「コネクティッドドライブトレーナー」のトレーニング機能や「デジタルキー」など、顧客の安全運転や利便性向上をサポートする機能が充実している。