八村塁がホーバス体制初参加!史上初のベスト8へ、パリ五輪日本代表候補最終メンバー16名が発表<DUNKSHOOT>

6月26日、日本バスケットボール協会が、今夏のパリ五輪を戦う男子代表候補最終メンバー16名を発表した。なお、最終ロスター12名は確定次第、発表されるという。

代表候補に選ばれた16名は以下の通りだ。

■パリ五輪バスケットボール男子日本代表候補最終メンバー
※年齢はパリ五輪開幕の7月26日時点。

#2 富樫勇樹(PG/167cm/30歳)

#4 ジェイコブス晶(SF/203cm/20歳)

#5 河村勇輝(PG/172cm/23歳)

#6 比江島慎(SG/191cm/33歳)

#7 テーブス海(PG/188cm/25歳)

#8 八村塁(PF/203cm/26歳)

#12 渡邊雄太(SF/206cm/29歳)

#13 金近廉(SF/196cm/21歳)

#18 馬場雄大(SF/195cm/28歳)

#24 ジョシュ・ホーキンソン(C/208cm/29歳)

#30 富永啓生(SG/188cm/23歳)

#33 佐々木隆成(PG/180cm/28歳)

#34 渡邉飛勇(C/207cm/25歳)

#75 井上宗一郎(PF/201cm/25歳)

#91 吉井裕鷹(SF/196cm/26歳)

#99 川真田紘也(C/204cm/26歳)
最大の注目はやはり、NBAロサンゼルス・レイカーズの八村塁。2021年東京五輪で全体4位の平均22.3点をマークしたエースは、大会後に就任したトム・ホーバスHC体制では初のメンバー入りとなった。さらに昨年のワールドカップ(W杯)でチームを牽引した渡邊雄太も加わり、現時点で最強のメンバーが集結したと言える。

前回のオリンピックを経験したのは八村、渡邊のほか、富樫、比江島、馬場、渡邉飛勇の6名。河村、ホーキンソン、富永、井上、吉井、川真田はW杯からの継続で、新たにPGのテーブスと佐々木、21歳の金近、20歳のジェイコブスが12名の枠を目指すことになる。

6月22日と23日に北海道で行なわれた強化試合からは、山ノ内勇登(C/207cm/21歳)と張本天傑(PF/198cm/32歳)が落選となった。

ホーバス・ジャパンの今大会の目標は、男子史上初の「ベスト8」。FIBAランキング26位の日本は、オリンピックの予選ラウンドでW杯王者ドイツ(同3位)、開催国フランス(同9位)、最終予選ラトビア会場の勝者と対戦する。

7月5日と7日には、有明アリーナで国内最後の強化試合(vs韓国)が控えている。河村、富永らW杯で躍動したニュースターと八村の融合が期待される。

構成●ダンクシュート編集部

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