雪室で熟成させた日本酒の出荷が始まる 岐阜県飛騨市

メ~テレ(名古屋テレビ)

豪雪地帯で知られる岐阜県飛騨市河合町で雪室の中で熟成させた酒『雪中酒』の出荷が始まりました。

雪中酒は冬の間積もった雪に断熱シートをかけ、その中の雪室で熟成させた日本酒です。雪室で熟成させることで酒本来の旨味が引き出されるということです。 作業は午前8時から行われ、酒蔵の従業員らが雪室から運び出し雪と桃の花の小枝と一緒にケースに詰めていきました。 今年は暖冬で春先も気温が高くなりましたが、保存に問題はなく3カ月間しっかりと熟成されたということです。 今年は3500本限定で、初日の26日は760本が出荷され、残りの出荷は7月10日と24日に行われます。

© メ~テレ(名古屋テレビ)