元大阪地検トップ 性的暴行事件 在任中の“自身の官舎”で 抵抗できない状態の女性部下への犯行と判明

大阪地方検察庁のトップ・検事正を務めた男が、性的暴行を加えた疑いで逮捕された事件。
検事正だった当時の官舎で、部下に対して行われたものであることが新たにわかりました。

大阪地方検察庁のトップ・検事正を務め、現在は弁護士の、北川健太郎容疑者(64)は、抵抗できない状態の女性に性的暴行を加えた疑いで、25日、大阪高等検察庁に逮捕されました。

関係者によると、逮捕された容疑は、大阪地方検察庁の検事正だったとき、当時の自身の官舎で、部下の女性に対するものであることが、新たに分かりました。

北川容疑者が検事正だった、2018年2月からのおよそ2年の間には、学校法人森友学園への国有地売却をめぐる、財務省の公文書改ざん問題で、佐川宣寿元理財局長らが不起訴になっていました。

大阪高等検察庁はこれまでに、北川容疑者の認否を明らかにしておらず、「適正に捜査を遂げた上で、最終処分を検討したい」とコメントしています。

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