一足早い秋の味覚・ナシ「幸水」が今シーズン初出荷! 梅雨入り遅れで糖度上昇期待

とちぎテレビ

これから夏の本番を迎えるところですが、一足早い秋の味覚・ナシの出荷が26日から宇都宮市で始まりました。

今シーズン初出荷を迎えたのはJAうつのみやの梨専門部の生産者がハウスで栽培したナシ「幸水」です。

県内で最も早い出荷となった26日は、2人の生産者が合わせて約135キロのナシを持ち込み、選果場の職員が大きさや糖度などを確認していました。

生産者によりますと、ハウスでの栽培は天候に大きく左右されないことから安定した品質のナシを出荷することができるといいます。

これに加えて2024年は梅雨入りが遅かったことから、シーズンを通して糖度の高いナシが期待できるということです。

箱に詰められたナシは主に東京の大田市場に出荷され、都内のスーパーなどで販売されるということです。

「幸水」の出荷は8月下旬ごろまで続き、その後は「豊水」「あきづき」「新高」などとナシの出荷リレーが続きます。

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