謎の持論「イケてる人は自宅と最寄駅の距離が近い」!?←若手芸人が共感

ラジオ関西『Clip』火曜日でパーソナリティーを務める、はるかぜに告ぐ(とんず・一色といろ)

お笑いコンビ・はるかぜに告ぐがパーソナリティーを務めるラジオ番組で、リスナーから“持論”を募集。自分だけのこだわりや信条、心の叫び、なかなか理解し難いものまで、さまざまな意見が寄せられた。

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6月11日の放送回ではじめに紹介されたのは、女性リスナーからの「イケてる男子と女子、家から最寄駅までの距離が近い」という持論。このリスナーによると、家と最寄駅の距離が近い人々は移動の第一段階が身軽であるため、真夏の駅のホームでも涼しげな顔をしていたり、雨の日でも傘一本だけで濡れずに済んだりと、何かと余裕のある行動が取れるという。

番組パーソナリティーをつとめる吉本興業のお笑いコンビ「はるかぜに告ぐ」の一色といろは、「わかる、私は駅から自宅まで距離があるからなかなかヒールが履けない」と、自宅から最寄駅までの距離によってファッションも制約されていることを明かした。

続いて紹介された持論は「話し合い中、『それに関しては謝るわ』と言うだけ言って、最後までごめんとは言わない奴、慣習的にモラハラをおこなっている」というもの。

「はるかぜに告ぐ」のとんずは、「『謝るわ』という言葉だけで謝罪になると思っているのでは?」「トータルでは間違っていないという強い意志を感じる」と分析した。

また、「二人姉妹の長女、妹に舐(な)められがち」という、リスナー自身の経験から生まれた持論も。このリスナーによると、姉は、妹と一緒に出かけたときに荷物持ちをさせられたり、服装を小馬鹿にされたりと、いくら仲が良くても、どこか軽く見られがちなのだという。

とんずいわく、長女や長男など、その家族の一人目の子どもは親や兄弟に頼られがちであり、しっかり者の苦労気質に育つことが多いという。対して、二人目以降の子どもは、家族に甘やかされることが多く、また姉や兄の背中を見て何をすれば褒められ、叱られるかを理解しているため、世渡り上手の傾向が目立つそう。こういった理由から、姉や兄を「どんくさい」と感じている妹・弟も多いのかもしれない。

さらに、番組では「何も言わずに唐揚げにレモンをかける人、自分の話ししかしない」という持論も紹介された。レモンをかけて欲しくない人もいるなか、自分本位に勝手にレモンをかける人は、他の場面でもわがままに違いない、というものだ。

この持論をきっかけに、番組では“そもそも唐揚げにレモンは必要か?”という議論に発展。とんずが「全然関係ないけど、唐揚げにかけたレモンって味する?」と尋ねると、といろは「どうせレモンの味はしない。だから私はかけない」と即答。トークのなかで、とんずは、唐揚げのレモンは雰囲気を出すためだけにあるもので、その必要性から見直すべきではと疑問を呈した。

結局、この放送回の“ベスト持論”に選ばれたのは「話し合い中、『それに関しては謝るわ』と言うだけ言って最後までごめんとは言わない奴、慣習的にモラハラをおこなっている」というもの。誰もが素直に、しっかりと謝れるようになって欲しいという願いが込められた。

※ラジオ関西『Clip火曜日』2024年6月11日放送回より

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