デジタル庁職員、強盗疑いで逮捕 タクシー料金を踏み倒しか

デジタル庁=2021年8月、東京都千代田区

 タクシー料金を踏み倒し、追いかけてきた運転手を殴ったとして、警視庁田無署は26日、強盗の疑いで、デジタル庁職員の清水歩容疑者(34)=東京都西東京市=を現行犯逮捕した。署によると「暴力は一切振るっていません」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は26日午前7時25分ごろ、西東京市東伏見2丁目の路上で、タクシーを降りる際に「君に払う金はない」と言って逃走し、追いかけてきた50代の男性運転手を殴るなどして乗車料金8700円を支払わなかった疑い。

 清水容疑者は酒に酔っていたという。運転手は左耳に軽いけがをしており、署は容疑を強盗致傷に切り替えて調べる。

© 一般社団法人共同通信社