女性を殺害し遺体を畑に遺棄した罪等 56歳男に懲役28年を求刑 検察側「暴行の発覚免れるため殺害」

2022年3月、知人の女性を共謀して殺害し、愛知県東浦町の畑に遺体を遺棄した罪などに問われている56歳の男に対し、検察は6月26日の裁判で、懲役28年を求刑しました。

住所不定・無職の山下克己被告(56)は2022年3月、天池由佳理被告(39)と共謀して車の中で門田典子さん(発見当時40)の首を絞めて殺害し、遺体を東浦町の畑に遺棄した罪などに問われています。

これまでの裁判で、山下被告は「全て違います」と起訴内容を否認し、弁護側は「面識がない門田さんを殺害する動機がなく、凶器の指紋など客観的証拠もない」などと無罪を主張しています。

26日の裁判で検察側は「暴行の発覚を免れるために殺害するなど、極めて自己中心的な犯行」などとして、懲役28年を求刑しました。

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