那智勝浦町とスペインのフィステーラ市が日の出時刻つながりでイベント

巡礼道の最終目的地同士で交流協定を結んでいる那智勝浦町とスペインのフィステーラ市は日の出と日の入りの時刻が1年に2度同じ時刻になることにちなんで今年7月交流締結のイベントを行うことになりました。

那智勝浦町が世界遺産の熊野古道の最終目的地で、フィステーラ市はスペインのサンティアゴ巡礼道の最終目的地であることから今年(2024年)1月交流協定を結びました。

その一環として両者の日の出と日の入り時間が同じになる日本時間の来月(7月)22日午前5時前後に那智勝浦町とフィステーラ市をオンラインで結んで交流をすることになりました。

計画では那智勝浦町側は休暇村南紀勝浦を会場にまちの関係者や地元の中学生らが参加するほかフィステーラ市側は、岬の灯台を会場に地元の関係者らが参加し、双方が日の出と日の入りを観測し合うことにしています。

また、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ大学のホルヘ・ミラ教授が講義を行います。

那智勝浦町などでは現在当日のイベントの準備などを進めていて、巡礼道の最終地点同士の結びつきや交流促進を発信していくことにしています。

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