介護助手の女性を殺害して畑に遺体を遺棄 被告の男(56)に懲役28年を求刑 愛知・東浦町

2022年、介護助手の女性を殺害し愛知県東浦町に遺体を遺棄した罪などに問われている男の裁判。

検察側は男に懲役28年を求刑です。

起訴状などによりますと、住居不定・無職の山下克己被告(56)は、同じく住居不定・無職の天池由佳理被告(39)とともに、2022年3月に車の中で愛知県稲沢市の介護助手、門田典子さん(当時40)を殺害した殺人の罪や、門田さんの遺体を東浦町の畑に埋めた死体遺棄の罪などに問われています。

26日、名古屋地方裁判所で開かれた裁判で、検察側は「車で連れ回して長時間の恐怖や苦痛を与えた。強固な殺意が認められる残虐な犯行」として、懲役28年を求刑しました。

一方、弁護側は殺人などを裏付ける客観的証拠が無いことなどから、無罪を主張しています。

判決は7月12日に言い渡されます。

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