「新曲はいまの時代に合う?」西野カナ、5年ぶりに活動再開発表も“変化”を心配する声

2019年2月3日の横浜アリーナでのコンサートを最後に無期限の活動休止状態に入っていた歌手・西野カナが、6月25日、公式サイトおよびX、Instagramで活動再開を発表。2010年代に恋愛ソングで若い女性から絶大な人気を誇った「女の子のカリスマ」の約5年ぶりの復帰が大きな話題を呼んでいる。

「西野は、2019年1月の活動休止発表後、自身の30歳の誕生日の前日、3月19日に一般男性と結婚したことを公式HPとファンクラブ内で発表。お相手は、2016年12月13日号で本誌が報じた『市川海老蔵似の元マネージャーAさん』でした。当時から2人は同棲状態で、同年11月下旬には、西野の自宅マンションからお揃いのキャップとランニングシューズでジョギングデートに出掛ける様子を本誌がキャッチしています。

西野が活動休止を発表した2019年、音楽関係者は、本誌の取材に『突然の休止は今回の結婚を見据えてのこと。発表時には『いつか皆さんの前で歌える日が来るまで、日常の中で音楽を楽しみたいと思っています』とコメントしていることから、将来、子育てが落ち着いたらママシンガーとして復活するのではないか』と語っていました。ちなみに西野は、2023年8月4日には第1子出産を報告しています」(本誌記者)

当時の音楽関係者の予想通り、まさしく今回、子育てが落ち着いたタイミングでの復活となったようだが、西野の活動再開発表にYahoo!ニュースのコメント欄には、《嬉しくて震える!》など、西野の復活を素直に喜ぶ声が多数あふれた。しかし、その一方では、

《平成の一時代を築いた歌姫ですね。しかし令和になり、若い人にとって恋愛至上主義的な価値観は古いものになりつつあります。新曲は今の時代にどうマッチさせるか気になります》

《復帰はいいがどのように売っていくか?5年のブランクは大きいと思う。強力なタイアップないと以前のようには売れないでしょう。(中略)レコ大受賞し全都道府県ライブしたりでやり尽くした感はあると思ったが新たなことあるかな?》

《10数年前聴いてました。(中略)35歳で結婚して子供もいるとなるとこれまでの「THE西野カナ」みたいなのは無理だろうし、どんな感じの曲なんだろう。30代狙いなのかな、若者向けなのかな。その辺は気になる》

5年の間に様変わりした音楽シーンや、歌手・西野カナの特徴でもあった恋愛至上主義的な世界観が今の時代に通用するのか危惧する声も多くあがった。また、活動再開を発表した西野には、別の面でも注目が集まっている。

「自身の公式X、Instagramで、写真とともに直筆のメッセージで活動再開を報告した西野ですが、以前の印象より薄いメイクの西野に、X上では《西野カナって、こんな顔だったっけ?》との声が多く寄せられています。そうした声を見てみると、彼女がギャルメイクだった頃の印象が強いようで、《「もっとギャルくなかった???」って一生懸命思い出してたんだけど加藤ミリヤとごっちゃになってた》なんて声もあがっています(笑)」(芸能ライター)

復帰が、これだけ話題になるのも、かつて西野が絶大な影響力を誇っていた証拠。そんな西野は、7月に新曲配信、9月にEP発売、そして11月(13、14日)には、活動休止に入る以前、最後のライブ会場となった横浜アリーナでのライブ開催を発表したが、はたして5年ぶりの活動再開はどうなるか?

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