岩井明愛が海外メジャーで感じた「あとひと踏ん張り」

メジャーを終えてすぐさま参戦(撮影/谷口愛純)

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 事前(26日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6697yd(パー72)◇

前週の「全米女子プロゴルフ選手権」を32位で終えた岩井明愛が、休む間もなく今週参戦。25日(火)の夜に帰国し、この日はプロアマで18ホールを回って最終調整を行った。

今季は「シェブロン選手権」、「全米女子オープン」、「全米女子プロ」とメジャー3試合に出場。3試合とも予選を通過して4日間を戦い切ったが、力を出し切れなかった悔しさが強い。

「悪くはないけど、あとひと踏ん張り。もうちょっと頑張ればいけるなっていう感触がある」。前週は4位で大会を滑り出し、18位で最終日を迎えたが「77」と崩れて順位を下げて終えた。

今週は相性の悪くないコース(撮影/谷口愛純)

同じく日本から出場した山下美夢有が、パリ五輪へのラストチャンスで2位に入って日本代表入りを決めた。「あそこしかない週で、そこにちゃんとフォーカスしてきたことが素晴らしい」と自身もそこに続きたかった。

世界ランク50位以内の資格で、2週後のメジャー第4戦「エビアン選手権」への出場が決定。「海外のコースはティショットが大事。自信がないわけではないけど、まだまだ頑張りたいです」とまずは今週しっかり準備を進めたい。

昨年大会は3位に入った。「イメージは良いし、相性は悪くないと思います。今週、良いスイングができたら」と力を込めた。(横浜市旭区/谷口愛純)

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