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内陸の中学校の生徒に水産業に興味をもってもらおうと岩手県立宮古水産高校の生徒が出前授業をしました。
出前授業は、水産業の担い手不足を解消しようと県が漁業者などと協力し実施していて、26日は盛岡市の土淵中学校の2年生およそ60人を対象に行われました。
授業では、漁業関係者のほか滝沢市の中学校出身で宮古水産高校3年の菊池晃成さんが講師を務め、学校生活や2カ月間に渡る遠洋マグロ漁業実習について話しました。
菊池さんは、自身が中学生の時に受けた出前授業がきっかけで進学を決めたといいます。授業の最後には、後輩たちに学校生活を通して見つけた将来の夢を語りました。
授業を受けた生徒たちは来週、宮古水産高校を訪れ、漁具や食品加工について学びます。