茂原市の高校生 環境に良い商品作りに奮闘

茂原市の高校生 環境に良い商品作りに奮闘

 ごみをリサイクルして地域の活性化に繋げようと、千葉県茂原市の高校生が地元企業と協力して、環境に良いスプーンづくりに取り組んでいます。

 この取り組みは地元企業の協力のもと、県立茂原高校が総合的な学習の一環で行っているもので、この日は地元のプラスチック加工会社の工場に、2年生の生徒13人が集まりました。

 生徒たちは2023年から地元の課題を考えるプロジェクトを進めていて、ごみをリサイクルして商品化したいという思いから、ペットボトルキャップを原料としたスプーンづくりの構想を練っていました。

 生徒たちは水色やオレンジ色など、これまでに持ち寄った色とりどりのキャップが専用のマシンで加工される様子を見学したほか、工場でできたばかりの試作品を使って実際にたこやきやマシュマロなどを食べ、食べ物と相性のいいスプーンの色見を確かめました。

 生徒たちは今後も地元の会社とともに改良を重ねていき、完成したスプーンを7月の「茂原七夕まつり」で販売する予定だということです。

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