スイス中銀、1.25%に利下げ

(Keystone / Michael Buholzer)

スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は20日、政策金利を1.5%から1.25%に引き下げると発表した。利下げは3月に続く2会合連続。

SNBは、基礎的なインフレ圧力は前期に比べて再び低下したと述べた。利下げにより適切な金融状況を維持することができたという。

3月の利下げは世界の主要中銀に先駆けた判断となり、市場にサプライズを与えた。2022年6月にマイナス0.75%から引き上げた後、5会合連続の利上げで1.75%に到達。その後2回は据え置いた。

SNBは引き続きインフレの動向を注意深く監視し、中期的にも物価の安定を確保するために「必要であれば」金融政策を調整すると述べた。

必要であれば為替介入を実施する構えも示した。

英語からのDeepL翻訳:ムートゥ朋子

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