まるで本物⁈ 遊び心満載の食品サンプルの展覧会 注目の「体験できる食品サンプル」とは? 鳥取県倉吉市

見ているだけでおなかが減ってきます。鳥取県倉吉市で本物そっくりに作られた食品サンプルの展覧会が開かれています。

今にも倒れてしまいそうな特大ハンバーガーに、あと一口分だけ食べ残された定食。展示されたリアルな食べ物は、全て食品サンプルなんです。倉吉市にある円形劇場で開かれているのは「おかわり!食品サンプル展」。展示されているのは、食品サンプルのパイオニア企業「いわさき」が手掛けた作品の数々。約60点が展示されています。

来場者

「(本物か)全然わかんなくて。普通に食品を表すだけでなく、自由な発想が本当にすごいと思いました」

「一口食べてある表現があって、すごいなと思いました」

数あるサンプルの中でも今回の注目が、「体験できる食品サンプル」。カニやスイカなど、鳥取の名産品を使ったユニークな写真の撮影スポットがあります。また、自分だけの豪華なメニューが作れるバイキングを体験できます。

三好亜美 記者

「会場の一角に並んだ鳥取銘菓の数々。一つだけ混ざっている本物を見抜くことはできますか?」

このクイズでは、「大風呂敷」や「打吹公園団子」などお馴染みの鳥取土産の中に1つだけ「本物」が隠されています。精巧に作られているのでかなりの難問です。

円形劇場 稲嶋正彦 社長

「本当に皆さんがにこやかに楽しく見ていたいてる姿がとてもうれしく思いますので、おなかを空かせて来ていただけるといいかなと思います」

遊び心満載の「おかわり!食品サンプル展」は、10月20日まで倉吉市の円形劇場で開かれています。また期間内には食品サンプル作りを体験できるワークショップも予定されています。

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