学校制服があった小学校は26.6%も、西日本や甲信越・北陸では学校制服の採用が多い傾向【カンコー学生服調査】

菅公学生服は、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム」のVol.221において、「小学校の制服の有無」に関する調査結果を公開した。同調査は、全国の中学1年生の保護者に対して4月に行われ、1200名から回答を得ている。

調査対象者に、自身の子どもが通っていた小学校は学校制服があったかを尋ねたところ、「制服はあった」が26.6%、「制服はなかった」が73.4%だった。

自身の子どもが通っていた小学校は学校制服があったかという質問への回答を地域別でみると、「制服はあった」という回答は中国・四国(77.9%)がもっとも多く、甲信越・北陸(44.8%)、近畿(37.5%)も全国平均を上回っている。

小学校において学校制服が必要かどうかを、その理由とあわせて自由に答えてもらった質問では、学校制服があったほうがよいと思う理由としては「楽だから」「着る服に悩まなくてもよい」「冠婚葬祭で使える」といった利便性を挙げる意見や、「私服で差がでない」「派手にならないから」「統一感ができる」といった見た目によるメリットを挙げる意見が寄せられた。一方、学校制服がないほうがよいと思う理由としては「身長が伸びる時期だから」「すぐにサイズアウトするため」「成長期なのですぐに小さくなるから」といった成長期によるサイズ対応や、「制服は堅苦しい」「窮屈だから」「動きにくいし汚すから」といった着心地や手入れの懸念を挙げる意見が寄せられている。そのほか、費用面については、「制服は私服よりも費用がかからない」「小学校は私服でもあまりお金はかからない」と、制服・私服それぞれについて経済的だという意見が寄せられた。

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