国内で6例目です。先月、札幌市内に住む50代男性が山菜採りの際にマダニにかまれ、脳炎を発症していたことがわかりました。
札幌市によりますと先月中旬、市内に住む50代の男性が道央圏で山菜採りをした際、マダニに足をかまれました。その後、男性は手足のしびれなどを発症し医師の診察を受け、24日に道立衛生研究所の検査でダニ媒介脳炎と判明しました。市によりますと、男性は現在も入院中で、意識障害もあり重体だということです。
ダニ媒介脳炎の発症が国内で確認されたのは6年ぶりで、これまで道内のみでしか発症例がなく今回が6例目です。市は、藪などに入る際は肌の露出を抑え、早めに入浴して体にダニが付着していないか確認するよう呼びかけています。