横浜FM吉尾海夏が韓国1部移籍へ「近日中に公式発表」福岡戦ベンチ外

吉尾海夏 写真:Getty Images

横浜F・マリノス所属MF吉尾海夏は、今月26日開催の明治安田J1リーグ第20節アビスパ福岡戦でベンチ外。韓国1部・済州ユナイテッドへの移籍がほぼ確実だという。

現在25歳の吉尾は、2017年に横浜FMのトップチームへ昇格。プロ2年目の2018シーズンにJ1リーグで6試合に出場した後、ベガルタ仙台へ1年間、町田ゼルビアへ2年間にわたり期限付き移籍していた。

町田在籍時に2シーズン続けてJ2リーグ30試合以上でプレーし、2021シーズンに2桁ゴールを挙げた吉尾。翌2022シーズンに横浜FMへ復帰すると、昨季もリーグ戦で15試合に出場するなど存在感を発揮していた。しかし、ハリー・キューウェル監督のもとで迎えた今季は、リーグ戦とYBCルヴァンカップで出番なし。福岡戦でもベンチ外と、厳しい立場に置かれている。

そんな中、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は26日に「済州ユナイテッドは、今年夏の移籍ウィンドウで吉尾を獲得する」とリポート。すでに合意に達しており、近日中にも公式発表の見通しだという。

済州は過去に一度韓国1部リーグで優勝したほか、1990年代には、サガン鳥栖、セレッソ大阪、ジェフユナイテッド千葉元監督である尹晶煥がプレー。今季はここまで18試合を終えて6勝2分10敗と、12クラブ中10位と低迷している。

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