利根川での水難事故に備え太田・館林 埼玉の消防が合同訓練

利根川での水難事故を想定し太田と館林、それに埼玉県内の合わせて4つの消防本部が合同で救助訓練を行いました。

この訓練は利根川での水難事故に備え、付近を管轄する4つの消防本部の連携強化を目的に2021年から毎年行っています。26日はそれぞれの消防本部から合わせて66人の隊員が参加しました。訓練は、利根川でボートと水上バイクが衝突し、4人が川に投げ出されたという想定で行われました。

まず、太田市の消防本部が目撃者から通報を受け、それぞれの消防本部に協力を要請します。そして水上バイクで現場に駆け付けた隊員が溺れている人を発見すると、救命いかだに乗せて川岸まで運び救助していました。

また、館林地区消防組合の隊員が、助けを求める2人を上空からドローンで発見すると、川を監視している隊員に伝え、救助用ボートで救出しました。参加した隊員は迅速な救助活動に備え手順を確認していました。

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