中部電力の株主総会 東邦ガスとの談合について「コンプライアンスを徹底する」と林社長が陳謝

中部電力の株主総会が6月26日、名古屋市内で開かれました。

公正取引委員会から課徴金納付命令を受けたことについて、冒頭、林欣吾社長が「心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。

中部電力は2024年3月、都市ガスの大口契約で東邦ガスと談合したとして、公正取引委員会から独占禁止法違反で課徴金納付命令を受けています。

名古屋市東区で開かれた株主総会には、株主321人が出席。冒頭、林欣吾社長が株主に陳謝しました。

中部電力 林欣吾社長:
「株主の信頼を損なうなど多大な心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。今後このような命令を受けることの無いよう、コンプライアンスを徹底する」

株主からは、カルテルについて「会社の業務監査体制が十分に機能しているか疑問」などとして、社外取締役でつくる「監査等委員会」の設置などの議案が提案されましたが、反対多数で否決されました。

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