IHレスリング近畿予選 京都勢の女子が躍動!海洋高校の西岡選手が姉妹で優勝し、全国出場!

レスリングのインターハイ近畿予選で女子は上位3人が本戦の出場権を得ることができます。
京都の高校3年の選手だけでなく、1年の若い才能も躍動しました。

去年、女子のフリースタイル、53キロ級で全国5位に入った海洋高校3年、西岡吟選手が階級をひとつ上げ、57キロ級に出場しました。
総当たり戦で見事3戦全勝、優勝を飾りました。
階級を上げたため食事にも気を使ったそうです。

【声】海洋高校 西岡吟選手(3年)
「家がお寿司屋なので、お寿司って言いたいけど、普通に食事の回数を増やして、がんばりました。
好きなお寿司は「えんがわ」です」

宮津市の景勝地にある、すし店を営む父の新鮮な「にぎり」が活力の源だという西岡選手!
全国へ向け気を引き締めました。

【声】海洋高校 西岡吟選手(3年)
「まだ自分は弱いと思うので、ここからインターハイ本戦に向けて、一からやりなおしてメダルが取れるようにがんばりたい。
きょうはマグロが食べたいです」

女子フリースタイル68キロ級では、同じ海洋高校、西岡吟選手の妹、1年の麦選手が優勝して全国大会への切符をつかみました。
姉と共に汗を流した練習の成果が出たと語ります!

【声】海洋高校 西岡麦選手(1年)
「おねえちゃんとかと組み手の対処法などをやってきた。
普段の練習で得た力が発揮できた。
そこが優勝の決め手です。
きょうはサーモン(お寿司)を食べます」

去年、女子フリースタイル47キロ級で、夏のインターハイ優勝を飾った海洋高校3年、升田夏美選手が階級をひとつ上げ、50キロ級に出場し、総当たり戦を4戦全勝と圧勝して、優勝を飾りました。

【声】海洋高校 升田夏美選手(3年)
「自分が当たり前に勝たなければならなかった。
プレッシャーはあったが、楽しく試合ができた。
高校最後の夏なので、悔いのないように終わりたい」

また、女子フリースタイル62キロ級では、去年インターハイで準優勝に輝いた 丹後緑風高校 3年、竹元紫凛選手が優勝しました。
全3試合全て、無失点でテクニカルフォール勝ちした内容が評価され、女子の大会優秀選手にも選ばれました。

既に地区予選で優勝してインターハイ出場を獲得している男子は、全国大会を2回戦から出場できるシード権をトーナメント方式で争いました。
男子フリースタイル55キロ級では、日星高校1年の池田響介選手が、スピードとテクニックで上級生を圧倒し優勝を飾りました。

【声】日星高校 池田響介選手(1年)
「(全国大会では)自分のレスリングスタイルを悔いの残らないように出し切って、勝っていきたい」
Q.自信は?
「結構あります!(笑顔)」

男子フリースタイル80キロ級で、圧倒的な強さを見せたのは去年、同じ階級でインターハイ準優勝の丹後緑風高校3年、水崎竣介選手です。
全4試合、1ポイントも落とさず完全優勝!
全国大会のシード権を獲得しました。

【声】丹後緑風高校 水崎竣介選手(3年)
「去年は2年生で全国2位になれて満足していたが、今年はそれより上に行かないといけないので少しプレッシャーはある。
(全国制覇して)親に感謝の気持ちを伝えたい」

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