薩摩・大隅地方 27日明け方から大雨のおそれ JR在来線26日の最終列車に影響も

薩摩・大隅地方では、27日明け方から昼過ぎにかけて大雨となるおそれがあります。JRの在来線は27日、日豊本線などの一部で運転見合わせを決めています。

気象台によりますと、梅雨前線の北上や低気圧の影響で、九州南部では大気の状態が非常に不安定となる見込みで、薩摩・大隅地方では、27日明け方から昼過ぎにかけて大雨となるおそれがあります。

20日の降り始めからの総雨量は、鹿屋市で586.5ミリ、指宿市で531.5ミリなどとなっていて、指宿では平年6月ひと月分の9割に達しています。

27日に予想される1時間雨量は、薩摩地方50ミリ、大隅地方40ミリ、27日夕方までの24時間には、薩摩地方150ミリ、大隅地方100ミリです。

土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風などに注意してください。

雨の影響で、JRは在来線の一部で26日の最終列車を早めました。

なお、JR九州は、27日も一部で運転見合わせを決めています。区間は
▼日豊本線の国分~西都城の間
▼肥薩線の隼人~吉松の間
▼吉都線の全線です。

指宿枕崎線では、鹿児島中央~山川の間で始発から本数を減らして運転します。



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