7月7日の七夕を前に園児たちが願い事を書いた短冊を路面電車に飾り付けました。『七夕電車』は26日から期間限定で運行されます。
飾りつけをしたのは、高知市の潮江第二双葉園の年長園児11人です。
とさでん交通は路面電車を利用する人に七夕を感じてもらおうと、2022年から電車内に願い事が書かれた短冊を飾り付けるイベントを行っています。
園児たちは電車の運転士らと一緒に楽しそうな様子で飾りつけ。どんなお願いをしたのかな?
(園児)
「赤ちゃんがほしい。かわいいき」
(園児)
「太鼓が上手になりますように」
Q.誰に聞いてほしい?
「ママ」
新型コロナの影響で路面電車の利用客数は2020年度には前の年度に比べておよそ160万人少ない、369万人まで落ち込みました。需要の回復につなげようと始まったこのイベント。2023年度の利用客数は476万人まで回復し、徐々に増加傾向にあるということです。
この後、みんなの願いを乗せた電車は桟橋車庫から高知駅までを往復。園児たちは七夕電車に一番乗りして、ひと足早く七夕気分を味わっていました。
Q.電車に乗ってみてどうでしたか?
(園児)
「楽しかった」
(園児)
「プリンセスになりたい。アラジン」
Q.魔法使える?
「ううん」
(とさでん交通 木下真紀さん)
「間もなく七夕の季節が来るので、皆さまに季節を感じていただきながら、これをきっかけに電車に興味を持っていただいて、乗っていただけたらと思います」
七夕電車は7月7日まで運行予定で、期間中は乗客も願い事を書いて飾ることができるということです。