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青森県むつ市の中間貯蔵施設からの使用済み核燃料の搬出先について、国やリサイクル燃料貯蔵は、「搬出時に稼働している再処理工場」としていて、六ケ所再処理工場が稼働していれば、その可能性もあるとしています。
ただ、原子力規制委員会の審査が長引いていて、操業のめどは立っていません。
日本原燃の増田尚宏社長は「2024年度上期のできるだけ早期とするしゅん工目標は日に日に厳しくなっているが、変えるつもりはない」と述べました。
【日本原燃 増田尚宏社長】
「我々が今までも延期を繰り返している再処理工場は、本当に申し訳ないと思っています」
「中間貯蔵でどこかに置いていただくとしても、再処理をきちんとできる体制というのは、原子力産業界全体で考えなくちゃいけないと思います」